若人、魚を科学で釣る。

十代にして釣り歴十年以上の理系学生が、無謀にも物理学、生物学等を用いていかにして魚を釣るかを考察するブログです。無学な点多々あるかと思いますがあくまで自分の頭の中を整理をする事が目的でありますので御了承ください。

湯治その1



こんにちは。

今回は釣りとは無関係である温泉のお話です。布教したくブログにまとめたいんで書かせていただきます笑。

2週間程黒川温泉、日田温泉由布院温泉へ湯治に行って参りました。

いやーよくテレビ番組とか評価サイトとかで黒川はいいぞ、と口を揃えて言うのでタオルを手に行ってみたらもう最高。まじ桃源郷

黒川温泉は高速からも遠い、飛行場からも港からも遠い。はっきり言ってアクセスくっそ悪いが何度も言ってみたい、そう思わせる温泉地です。

黒川温泉の泉質は宿によって全然違うという点も魅力で隣同士の宿でphが真逆ということもあるような珍しい温泉地。具体的には含鉄泉や硫黄泉、酸性泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、塩化物泉、単純泉とめっちゃ多い。

もちろん全ての宿にいった訳ではないですが特徴の際立った温泉になるべく行くようにして行きました。

黒川温泉では手形といって1300円で3件日帰り温泉が回れる代物があります。(ちなみに28件程の宿で利用出来るみたいですが1件日帰り利用させたくない臭い対応をされましたね、、、。ええ、ふじ屋さん、、ニコッ)

 

 

今回おすすめするのは含鉄泉の湯を持つ湯本荘。

実際の所、含鉄泉と硫酸塩等を含むお湯のミックスになります。4対1と表記されてました。なお、風呂は大きく分けて2種類あって男女入れ替え制。今回は桶風呂があるかじかの湯の方に入りました。
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まず宿の構造、雰囲気が素晴らしい。

千と千尋の神隠しの油屋を収縮させてほどよい圧迫感を作り出し、立体感とやや込み入った構造。休憩所では爐があり時の流れが止まったかのよう。

 
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肝心のお風呂について

温度:ちょうど良い湯加減。熱すぎずぬるす ぎず。

濁り:底が見えないくらいの濁り具合でよくある乳白色というよりは灰色のような色合。

泉質のフィーリング:滑らかかつ含鉄の影響で温度以上に芯まで温まる感覚。この滑らかさはおそらくメタケイ酸が多く含まれている影響だろう。

匂い:鉄臭い。仄かに硫化水素の匂いも周辺からする。いかにも源泉かけ流しといったところ。

風呂の雰囲気:桶の側面には錆びた鉄がこべりついていて、外の壁も茶錆びがべったり付いている。そして景色が最高。黒川温泉の中心部では外から見えちゃうような露天風呂もあるため無駄に解放感があったりするが、ここは目の前が川で橋からは死角。だれからも見られないし川のせせらぎが心地良くとても気持ちいい。五感を刺激してくる素晴らしい温泉である。

 

まとめ

 

正直、泊まりたい。スッゲー泊まりたい。

実は湯治をしていると外国人の人とも風呂で仲良くなって色々世間話をしたりできたのだが、日本中で一番居心地が良いのは九州でそのなかでも最も居心地が良いのが黒川温泉だそう(by香港のお金持ち)。日本人だけでなく外国人にも評価される温泉地である。

 

 

続く。